葉月は、「うなぎ」と「あなご」ならどっちが好きと言われたら、ずっと「うなぎ」と答えていました。あなごは、うなぎに比べ味が淡白でうなぎ以上の魅力が感じられないままずっと過ごしてきました。
でも、今回紹介する「あなご屋 銀座ひらい」で食べてから「あなご」に対する見方が180度変わりました。うなぎはうなぎでもちろん今もおいしいのですが、それに匹敵するあなごを食べてしまったのです。
しかも、料理のレパートリーの豊富さを含めれば、うなぎを越えたと言っても過言ではありません。
今回はそんな衝撃を受けたあなご料理のお店を紹介します。
東銀座 A1出口すぐの路地にミシュラン掲載のあなごの名店が
お店は、東京メトロ 東銀座駅 A1出口を出てすぐの路地の一番奥にあります。
正直知らなければわざわざ入らないような路地です。土曜日の夜に行ったのですが、お店はすでに一杯で電話すると1時間半ほどで入れるということだったので、予約して出直すことにしました。
行くときは予約必須です。
あなご屋 銀座ひらい
東京都中央区銀座5-9-5 長屋104
TEL:03-6280-6933
営業時間
平日:11:30~14:30(L.O14:00)
平日:17:30~22:00(L.O21:30)
土日祝:11:30~15:30(L.O15:00)
土日祝:17:30~22:00(L.O21:30)
店内には、ミシュラン掲載店ということで盾が飾ってありました。
絶品あなご料理の数々
あまりにも料理がおいしすぎて写真を撮るのを忘れて、全てないのが残念ですが料理の一部を紹介します。
あなごってレパートリーが豊富なんです。
しかもそれぞれがあなごのおいしさを引き出す料理で箸が止まりません。
「あなご白焼きときゅうりの土佐酢おろし和え」です。酢も上品な酸味であなごを堪能できます。お酒が進む進む。
ちなみにこの前に「あなごの刺身」を食べています。あなごの刺身も身がぷりぷりで脂が乗っていて噛めば噛むほど味わい深い一品でした。
こちらは「あなご一本天ぷら」衣がさっくさくのあなごがふんわりで天ぷらにすることであなごのおいしさが凝縮されている感じがします。天つゆで頂くのもおいしかったですが、お塩で頂くのがおすすめです。いや、両方とも体験して味わって欲しいです。
つづいては「あなご一本山椒塩」。あなごの白焼きを山椒と塩でさっぱりと頂きます。
あなごってレパートリーがこんなにあるんだと初めて知りました。
あと、これも写真に撮り忘れたのですが、是非食べて頂きたい一品が「あなごのくるり焼」です。竹串にくるりとあなごを巻いて焼いているもので、「塩」と「うに醤油」の2本頼んだのですが、塩であっさりもよし、うにの風味がたっぷりのうに醤油も甲乙つけがたしの是非味わって欲しい品です。
そして最後の締めは悩みに悩み、3人でシェアすればいいかということで、
あなごの「箱めし ならび(二本)」を頼みました。
これ写真をよく見てもらうと分かるのですが、あなごが二本入っており、手前が焼きあなご、奥が蒸しあなごと2つの味が楽しめるんです!
なんて良心的な品なんだ。一度で2度おいしいとはこのためにあったような言葉です。
そしてこれだけでは終わりません。
「あなごのひつまぶし」です。
こちらは、
- そのまま食べる
- 薬味をかけて食べる
- 出汁をかけて食べる
と3度楽しめます。
うなぎのひつまぶしは名古屋で食べたことありましたが、あなごのひつまぶしは初めてでした。
3人で行って、お酒も何杯か飲みました(またまた写真に撮るのを忘れましたが、あなごの骨酒も絶品だったことを付け加えておきます)。
それで一人当たりのお会計は5,000円ちょっと。
コスパ良すぎません?
普通に居酒屋行ってもこれくらいいっちゃいますよね?
それがミシュラン掲載店の味がこれだけリーズナブルに食べられるなんて奇跡です。
まさに日常にうるおいを与えてくれること間違いなし。いつも頑張っている自分へのご褒美に行って欲しいです。そして癒されてからまた頑張りましょう。
今回は、絶品あなごが食べられる「あなご屋 銀座ひらい」を紹介しました。