英語をやり直すのに必要な事は何だろうと考えました。
簡単に言えば、
英文法と英単語。
この2つにつきると思います。
これは両輪であり、どちらが欠けてもだめです。つまり、両方同時に学ぶことが重要になります。別々に勉強してもいいですが、さすがにそれだと時間がかかりすぎます。
今回は、英語が苦手でやり直したいと思う方に向けた「おすすめの中学英文法の本」を紹介します。数ある文法書の中で、葉月が一番はじめにやった方がいいと思った本になります。
それでは紹介しましょう。
英語が苦手な人におすすめの英文法の本
今回は英語が苦手な人におすすめの中学英語のやり直しに最適な英文法の本を紹介します。
これから紹介する本は、英語が出来ない葉月がたくさんの英文法の本を試し、その中から中学の英文法をやり直すなら、まずはこれを始めにやった方がいいと実感した英文法の本になります。
中学の英単語は他の記事で紹介した1冊でOKですが、英文法書については葉月はいくつかやる必要があると感じました。その英文法書は「英語負け組を救う、なぜに答えてくれる「英文法のトリセツ – じっくり基礎編 -」」の記事で紹介していますが、今回はまず初めにやるべき英文法の本を紹介します。
葉月がおススメする「英語が苦手な人におすすめの中学英単語帳」の記事をまだ読んでない方はそちらも合わせて読んでみてください。
さて、中学の英文法の本の初めの1冊を選ぶにあたり気にしたポイントは以下の通りです。重視した順に書いてあります。
- 1冊で中学の英文法が一通り学べること
- 分かりやすいこと
葉月の選んだ英文法の本は「くもんの中学英文法」という本です。
おすすめポイント1 1冊で中学の英文法が一通り学べること
中学英語のやり直しに英文法の復習は欠かせません。劇的な方法はないですがなるべく効率的に覚えたいのが人情というものです。
そいういった意味では、1冊で中学の英文法を学べるのは重要になります。「くもんの中学英文法」は約220ページとかなりコンパクトにまとまっています。
えっ?200ページ多いって声が聞こえてきそうですが、かなり少ない方だと思いますよ。
いずれにしても中学英文法のエッセンスがコンパクトな本の中にギュッとつまった1冊となっています。
おすすめポイント2 分かりやすいこと
エッセンスがギュッとつまった本は、説明不足になりやすく分かりにくくなる物もありますが、「くもんの中学英文法」は分かりやすくまとまっています。
特に英語が苦手な葉月にとって良かった構成は、細かく段階を踏んでいくステップアップ学習です。これがこの本の肝となります。
各ステップは2つの英文で説明
「くもんの中学英文法」は全部で178のステップがあり、各ステップ上下に1文ずつ2つの英文があります。
例えば、ステップ1が仮に下記の文だとします。
実際はもっと細かいステップになっていますが今回は分かりやすさがすぐ伝わるように下記の文にしました。ちなみに葉月で書いた下の例文(I know Hazuki.)が出てくるのはステップ4ぐらいからです。これだけでもかなり細かいステップだと分かると思います。
I .(私は 。)←基本の文
I know Hazuki.(私は葉月を知っている。)←今回学ぶ英文法
I know Hazuki.(私は葉月を知っている。)←ステップ1で出た文ですよ
I am Hazuki.(私は葉月です。)←今回学ぶ英文法
のように、前回習った英文と今回習うちょっと発展した英文を並べて表記してくれるので、どこがどう違うのか分かりますし新しく学ぶ事に対する理解度が増します。
「くもんの中学英文法」は、各ステップ1ページと非常にシンプルな作りです。上記のような例文に対して、そのステップで習うべき英文法をポイント2つぐらいで過不足なく分かりやすく記載しています。
このコンパクトに過不足なく、そして分かりやすくまとめているというのは、言葉にすると簡単ですがこれが出来ているのはものすごい事です。この本を作った方は相当な知識量から、かなり考え抜いてギュッとエッセンスをまとめたんだろうなと思います。
この「くもんの中学英文法」を1通りやれば中学の英文法を効率よく復習できます。
ありがたや。
中学英文法本の決定版
英文法を学ぶ事は、英語で本を読んだり会話するときの文の作り方を学ぶ事になります。単純な勉強というより、それを習得した時の未来の自分(ブルーボトルコーヒーで英字新聞読んだり、道に迷っている外国の方に道案内したり・・・)を想像して一緒に頑張りましょう。
あぁ、輝かしい未来が・・・・笑。英語嫌いの葉月が分かりやすいと思った本なので、恐らく葉月よりも英語ができるあなたにとってはもっと分かりやすいと思います。
まさに「くもんの中学英文法」は中学英文法本の決定版といっていい出来の良書です。
今まで紹介したように非常に素晴らしい本ですが、英語がホントに苦手な人限定ですが、1点だけ注意点があります。
英語がホントに苦手な人が、この1冊だけで理解するのは難しい
ということです。
例えば以下に当てはまる項目があればこの本だけでは足りません。
- 「くもんの中学英文法」を読んだが問題集の問題が解けない
- 一般動詞とbe動詞、他動詞、自動詞、助動詞の違いを説明できない
- 名詞、動詞、副詞、形容詞の違い及びそれが英文のどの場所で使うか説明できない
もし上の項目に1つでも当てはまったのなら、それは本質的な英語のルールが理解出来ていないからです。
葉月はまさにこれで、中学英単語も9割がた覚え、英文法も勉強したのに問題が毎回同じ所で間違ったり、文を暗記すれば答えられますが少し応用問題が来ただけで分からなくなりました。
そのため、もっと噛み砕いた英文法の本を探してそれに出会ってから一気に理解力が高まりました。その英文法の本は「英語負け組を救う、なぜに答えてくれる「英文法のトリセツ – じっくり基礎編 -」」の記事で紹介しています。ただし、その本を読んで理解出来たのも、事前にこの「くもんの中学英文法」をやっていたからです。ベースになる知識を学ぶのに「くもんの中学英文法」以上の物に私はまだ出合っていません。
始めにやる英文法の本として最適ですし、副読本を読んでからもう一度読むとさらに理解が深まります。
- 簡潔に要点をまとめた英文法書でこれ以上の物はない
- どのように英文が複雑になっていくかが、スモールステップで表現されていて理解しやすい
- 初めにやる英文法はこれ
- 何かに迷ったら必ず戻ってくる1冊になる
- 英語がホントに苦手な人はこれ1冊では理解できない